災害ボランティアについて
2011年3月11日に起きた東日本大震災で、災害ボランティアの存在が各種メディアでも大きく取り上げられました。
普段はボランティア活動をしていない人でも、こうした災害時には「何かしなければ」という思いに駆られて行動を起こす人が多いようです。
災害ボランティアの役割は、次のようなものがあります。
- 被災した家の片付け
- 掃除
- 炊き出し
- 支援物資の配布
- 子ども達と遊ぶ
- お年寄りなどの介助
- 話し相手
災害が起こった地域は、公共の交通網が機能していないことが多いので、自分で現地まで到着できることが条件になります。
足が確保できない人のために、ボランティアバスを運行する場合もありますので、自分で情報収集して、現地まで行けるようにしましょう。
また、食糧や水、寝袋などを自分で用意していく必要があります。トイレも無いことが多いので、どうすればよいか事前に調べておかないと、現地で困ることになります。
大規模な災害が起こった時は、多くの人手が必要になりますが、需用と供給を判断し、うまくボランティアを振り分ける機能が必須です。
個人で判断して現地で足手まといになることがないように、ボランティアセンターなどで必要な作業を確認して活動することが大切です。
年賀のあいさつ
今年は震災の影響で、年賀状を出すのを迷っている方や、 「おめでとう」と言う気持ちになれないという方も多いと思います。
特に被災した地域の方に宛てる場合は、心情を考えると文面も悩みますね。
でも、被災地域の友人だからこそ、現況も気になりますし、自分からのメッセージも伝えたいです。
来年度の干支は「辰」
年賀状のデザインも12年前の猛々しい「辰」と比較すると 少し柔らかい印象の絵柄が多いそうです。
文面も、「あけましておめでとう」「謹賀新年」という文言より 「笑顔」「心をひとつに」というようなメッセージを込めたものが人気です。
現地の方々は多忙ですが、すでに前を向いて歩きだしています。 返信に気遣わずに済むメールで新年の挨拶をするというのもひとつですね。
元気になれるカワイイあけおめ素材のデコメで、ひとこと、気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。
メディアで取り上げられる回数も減りましたが、地震や津波による災害に加え、原発の影響での風評被害など、課題は山積みであり、まだまだこれからです。
東北圏以外に在住のひとりひとりがこのことを忘れることなく、できることをできる範囲でする。これが重要ではないでしょうか。
自分自身も問いかけを忘れず、来年度を迎えたいと思います。
ボランティア絡みのトラブル
ボランティア活動は、自分の得意分野で誰かの役に立てるという、素晴らしいものです。
でも、安易な気持ちで参加したり、勝手な思い込みで応募したりすると、思わぬトラブルが発生することもあります。
ここでは、ボランティア絡みのよくあるトラブルについて、事例を挙げてみたいと思います。
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人間関係のトラブル
現場の人間関係でトラブルが起こる。特定の人に不満が集中したり、働きが悪い人を非難したりする。また、メンバー間で恋愛関係のトラブルが発生することも。 -
よかれと思ったのに・・・
子どもが好きでボランティアを始めたものの、子どもを注意したら保護者からクレームがついてしまった。 -
国民性の違いが
ホームステイの受け入れをしたところ、国民性の違いなどから、留学生と口論になってしまった。 -
募集時との食い違い
ボランティアの募集を見て出向いたところ、募集記事の内容と異なる作業を言い渡された。
とくに災害ボランティアなど、緊急時の活動では、活動が思うように進められなかったり、作業内容に偏りが出るなど、予期しないトラブルが発生しがちです。
せっかく人助けをしたいという気持ちでボランティア活動をしているのですから、ある程度の行き違いは仕方がないと受け入れる気持ちも大切だと思います。
ただ、どうしても放っておけない深刻なトラブルについては、ボランティア活動の窓口などに訴えることも必要です。
ボランティア団体について
日頃から、ボランティア活動をしたいけれど、活動する場を見つけられないと思っている方も、実際に探してみれば、結構活躍の場はあります。
広報などで探してもいいですし、インターネットでも、ボランティアの情報はたくさん見つかります。
国内にも海外にも、いろいろなボランティア団体がありますから、ここで募集しているボランティア活動をするというのも一つの方法です。
ボランティア団体の名を語る詐欺も
ただし、中にはボランティアと銘打って、あやしい団体である場合もありますから、慎重に調べるようにしましょう。
とくに東日本大震災のような大きな災害時には、混乱に乗じて著名なボランティア団体の名を語る詐欺が発生することがあります。
お金を寄付することで被災地の役に立つと思い、募金をしたものの、被災者のところにはまったくそのお金が届かないということもあります。
とても残念なケースですが、こうしたことも想定して、信頼できるボランティア団体を探すようにしましょう。